クリエイター祭りとは?
10/21に大阪のブリーゼブリーゼ小ホールで開催されたクリエイター向けのトークセッション&交流会イベント。過去に悩んだ先輩クリエイターが「同じ悩みで困って欲しくない」という思いで、問題解決の糸口を見つけてもらうべく、開催されているイベントです。今年で4回目ということですが、私は今年初参加です。公式ページはこちら。
タイムライン
写真を撮っていなかったので、公式twitterのワカヤマくん(@bakuhatsu2015)のツイートを所々引用させていただきます。
オープニング
主催であるカッシーさん力作の動画で会場が温まった状態でイベントがスタート。暗闇の中で徐々に明らかになっていくワカヤマくんのシルエットを見ながら「一体何が始まるんです?」という気持ちでムービーを見てましたw
クリエイター多数決
君はどっちだったかポン?#クリエイター祭り pic.twitter.com/tRq0n5TNV4
— ワカヤマ@クリエイター祭りありがとう!! (@bakuhatsu2015) 2018年10月21日
参加者がスマホで二択の質問に答えて、その場で回答結果がわかるというアンケート。どんな質問が出たかというと…
Windows派、Mac派?
結果はWindowsが37% Macが63%
クリエイターの集まりということもあり、Mac派が6割で圧勝。
マルチクリエイター or 職人肌クリエイター?
結果はマルチが57%、職人が43%
私はマルチを選びました。1つと言わず2つ以上は武器になるスキルが欲しい。
年収は360万円より上?
結果はYesが27%、Noが73%
この質問は年代、業種、就業形態が違うことを考えたら、結構バラけるんじゃないかな?という印象です。就業前の学生さんなら当然以下を選択すると思いますし…
貯金は100万円以上?
結果はYesが44%、Noが56%
結構コメントしづらい結果が続く・・・
残業が60時間超えたことがある?
結果はYesが44%、Noが56%
これもなかなかリアルな実情を示す結果に・・・
記録に残っていないので、私は超えていないの方を選択しましたが、月22日勤務だとして1日+3時間と考えれば、数年前までは普通に超えてたはず・・・(うちは18時定時だけど、いつも21時~22時台の電車に乗っていた記憶がある)
週7日で1000万 or 周3日で200万?
結果は週7で1000万が39%、週3で200万が69%
私はこの中間が良いですw
トークセッション
山本まゆさん(webデザイナー)
山本さんのセッションは誰もが勇気をもらったはず。かくいう私も対人が苦手な部類で、すごく共感して話を聞いてました。人が苦手、自分に自身がなかったけど、勇気を出して行動して実績を積み重ねたら、仕事が獲得出来るようになったという一歩踏み出すことの大事さを学びました。
谷町クダリさん(アニメ・漫画系イラストレーター)
各種イラストサービスと比べて、自分が優位なところをどこか?という思考プロセスがわかりやすく解説されていました。マーケティングのブルーオーシャンを探すプロセスですね。「競合が居ないと自分の強みがわからない」この考えは盲点でした。
ミナミシゲユキさん(ビデオグラファー)
知らないことはリスク。自分の身を置く業界の価値観、考え方に染まりすぎると、疑問をもつことすらしない。わからなければ、聞いたり調べたりすれば良いが、知らなければ、動きようがないので、自分が身を置く環境が大事というお話でした。この「知らない」「わからない」の差は大きいと感じました。「わからない」には次のステップがあるけど、「知らない」には次のステップがないもんね・・・
高田久紀さん(グラフィックデザイナー・講師・キュレーター)
あえて教員という安定した職を手放して、挑戦することを選んだ高田さん。ラーニングピラミッドの考えから実務経験を現場で多く積む決意をしたその姿勢、尊敬します。
フリーランスを会社にたとえ、デザイナーが頑張っても営業が仕事を取ってこないと受注しないし、社長が判断を誤れば、会社はコケる。だからお金を稼ぐには経営の知識が必要というお話は例えがすごくわかりやすかった。他にも色々お話がありましたが、個人的に個性化の説明が一番印象に残りました。自分の持てるカードを掛け合わせてサービス(価値)を作る。
ライトニングトーク
新レイヤさん(人物撮影専門フォトグラファー)
世界に一つだけのサービスを作り上げたレイヤさん。人間に人形風のメイクをして人形として撮影する。こういうのって発想力の勝利ですよね。
岡田 大誠さん(Webデザイナー・デザイニスト)
枚方にあるコワーキングスペースひらばの紹介と経営を本気で学びたい人をスタッフとして募集。実店舗を構えるサービスは集客とか維持が大変なんだろうなぁと感じました。
重大発表
主催であるカッシーさんの挨拶の後にクリエイター祭り東京開催のアナウンスが!
東京でも200人祭り開催決定だポン!#クリエイター祭り pic.twitter.com/ckeqq9qEjz
— ワカヤマ@クリエイター祭りありがとう!! (@bakuhatsu2015) 2018年10月21日
ジャンル別交流会
私はキャリアアップグループへ参加。スタッフとして登壇者の山本さんがついてくれました。うちは8人ぐらいのグループで、ほぼWeb関係の方でデザイナー、エンジニアが中心。「DreamWeaverは勉強した方がいい?」とか業界らしい話が出てました。
カフェ交流会
カフェ交流会は立食スタイルでのフリーな交流。特にこのテーブルはこのジャンルという指定もなく、本当に自由な感じでした。私が居たテーブルは偶然にもWeb関係の方がメインだったので、その場で終了まで過ごしましたが、他のテーブルはどんなクリエイターの方が居たのか気になるところです。時間は2時間程ありましたが、あっという間に時間が過ぎました。
記念撮影で締め
最後に全体で記念撮影をして一本締めをして終了。この後、人が減ってきたタイミングを見計らって、最後に実行委員長ほかスタッフの方と軽くお話してから引き上げてきました(イベント中は色々段取りもあるだろうしと思って、あんまり声を掛けなかった)時間とタイミングの都合で挨拶出来なかった方も居たのが少し悔やまれる・・・
【参加ありがとうございましたボン!!!!!】
みんな! #クリエイター祭り に参加してくださって本当にありがとうございましたボン☆みんなの刺激やキッカケになれば嬉しいボン♪(*´ω`*)
そして交流会後に撮った写真をドーン!
みんなもワカヤマと一緒に爆誕だボーン!!!!!!!!!💪('ω'💪)💪('ω'💪)💪('ω'💪) pic.twitter.com/0dC7e4w3NB— ワカヤマ@クリエイター祭りありがとう!! (@bakuhatsu2015) 2018年10月22日
反省点
写真をもっと撮れば良かった
最前列に座っていたのでスマホを構えにくかったというのもあるのですが、イベントが終わって気がついたら、写真を1枚しか撮っていなかったことに気づきました。ただ、言いかえれば、それだけイベント内容に集中していたということだと思います。しかし、ワカヤマくんの等身大パネルを撮り損ねたのは勿体無いことをしたなぁw
【✨✨✨感謝✨✨✨】
【祝🎉大阪トレンド入り1位】
今日は、#クリエイター祭り にご参加頂きまして誠にありがとうございますボン!!
大阪トレンド入り1位も、皆さんのおかげだボン!!
3年後の未来に向けて、皆で爆走するボン!!!!
本当にありがとうございました!!
See you again✨✨✨ pic.twitter.com/a28SHWSEW8— ワカヤマ@クリエイター祭りありがとう!! (@bakuhatsu2015) 2018年10月21日
名刺は横向きが良い?
首から掛けるタイプのネームカードを受付で支給してくれるのですが、形式が横向きでした。普通に考えれば、ネームカードって横向きが基本なんですけどね(汗)
来年参加される方は横向きの名刺を用意するか、1枚だけネームカード用の横向きのカードを用意しておくといいかもしれません。手書き用の紙とマジックは現地で用意してくれていますが、手書きの文字より名刺を入れておいた方が話のきっかけが出来やすくて良いと思います。
特に交流会は前述の通り、ジャンル分けされているわけでもなく、周りの人が何をしている人からわからないので、ざっくりとしたジャンルがわかるだけでも結構大きいですよ。
私は表面に本名+Web、裏面にハンドルネーム+3DCGというリバーシブル構成で縦向きの名刺を用意していたため、2枚を縦向きに差し込むという使い方をしてました(これは会場で他の方の使い方を参考にしました)
名刺の準備は早めに・・・
今回初めて印刷サービスに入稿して名刺を印刷したのですが、終わってからドメイン部分の誤字に気づきました(汗)実は持って行った名刺はver.2でイベント開催の直前に急遽作り直したため、ミスした模様。
余談ですが、Ver.1はARマーカーを仕込んでおり、スマホのカメラで名刺を写すとARフィギュアを見ることが出来るという仕様でした。AR=拡張現実というやつですね。これをボツにした理由は、ARの設定を詰めきれなかったのと、名刺表面のラミネート加工が光を反射してARマーカーの認識が安定しないという問題に直面したためです。Unityでアプリ化すれば、もう少し安定しそうだったのですが、うちの環境だとiOSでの動作確認が出来ないので断念。
因みに現地でワカヤマくんの等身大パネルを見て「ARで巨大ワカヤマくんがブリーゼに降臨!」とかやったら、面白そうだなとか勝手に考えてましたw
総括
私のように外との接点が少ない1社に長い間勤続してるサラリーマンや、これからクリエイターを目指す方には「現場の生の声が聞ける」「横とのつながり」が増えるという点でもオススメのイベントだと思います。何より皆さん、やりたいことを実現するためにクリエイターという道を選んだと思うので、非常に熱気があると感じました。会社の中だとネガティブな発言を多く耳にするので、このあたりのギャップは大きい。来年も是非参加したいです。
#クリエイター祭り が終わってから色々考えてたんだけど、このあたりがキーなのかなと思いました
・自分の強みを明確にする
・市場と自分の位置関係を把握する
・勇気を出して行動してみる
・マネタイズの方程式を意識する
・クライアント目線
・環境を整える— 白河せせらぎ (@modelax) 2018年10月22日
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